GDALのマニュアルの翻訳者募集中!!

※これは、FOSS4G Advent Calendar 2011( http://atnd.org/events/23085 )の企画に合わせての投稿です。ぜひ他の方のエントリーも御覧下さい。


GISでラスタファイル(例えばGeoTIFFとかですね)を扱うときに色々と重宝するツールがGDALです。
公式サイトは http://gdal.org/ こちらですが、ライブラリなので、単体でここからダウンロードしてインストール、使用ということはほとんど無く、
普通はもっとデカいGISソフトウェア(例えばGRASS-GISとかQuantumGISとか)に同梱されていて、ファイルのインポート/エクスポートに利用されていたりします。
もしくは、Linuxディストリビューションのパッケージ管理システムやOSGeo4Wで依存関係で勝手に入ったりします。


読み方は揉める事が多いですが、古い人は「ジーダル」とか「グーダル」って発音します。
でも http://trac.osgeo.org/gdal/wiki/FAQGeneral#WhatdoesGDALstandsfor こちらの記述を見るかぎり、「グードル」もしくは「ジードル」(最後の部分はドールと伸ばしてもいいかも)と発音するのが正しいようです*1


で、このGDALですが、それ自身も便利なツール群を持っています。
それが「GDAL Utilities」とか「GDAL Utility Programs」とか呼ばれるものです*2
こいつがとても強力で、その威力は例えばTagchan.netさんのこちら( http://www.tagchan.net/blog/2009/02/gsi_dem_gis.html )とかこちら( http://www.tagchan.net/blog/2009/03/gdal_translate_warp.html )とかこちら( http://www.tagchan.net/blog/2009/08/gdalwarp_mosaic_tile.html )のエントリを見れば一目瞭然でしょう。


で、その便利なツール、マニュアルがあって、これだけ使われてるんだから*3、当然日本語訳もあるでしょう!!


……orz


いや、あったんですよ、かつては。しかし……
https://twitter.com/#!/Say_no/statuses/78645254525427712
このリンク先に行くと…「サーバが見つかりませんでした」……orz
こういうことらしいです……orz
で、せっかく便利に参考にさせていただいていたのに、もうアクセス出来ないので、仕方ないから自分たちで作るか!!と、
@YFuruchin_さん@gi_scienceさんら、北の精鋭部隊の方々とやり始めようとしています。


とりあえず、FOSS4Gに関係することなら誰でも自由に使えるOSGeo.jpのWikiを使わせてもらって、
たとえばgdalinfoコマンドのマニュアルページ( http://gdal.org/gdalinfo.html )だったら、
こんな感じ( http://www.osgeo.jp/wiki/index.php/Gdalinfo )(まだ未完成です)で翻訳していこうかな、と思っております。
ですので、絶賛協力者募集中です!!
ぜひ我こそは!!という方は、上記Wikiにアカウントを作っていただいて、どんどん進めちゃってください!!*4
きっと翻訳していく過程でとっても勉強になると思いますよ!!


皆様よろしくお願いいたします!!

*1:最初に指摘されたのはhttp://d.hatena.ne.jp/vec2ras/さんだったなぁ…(遠い目)

*2:どーでもいいんですが、これ呼び方統一してくれないんですかね?公式サイトでもリンク元とリンク先で2つの呼び方が併存しています。

*3:かの有名なE社の「A」GISにも含まれてるそうですよ、奥さん!!

*4:あ、扉ページ作ってまとめなきゃ…