VirtualBoxでWindows98をインストールして起動させるためのTips
普通にやっても起動しなかったので格闘した時の記録。
- メモリ類は少なくないとダメ。メインメモリが128MB、ビデオメモリが16MBくらいで十分。
- 各種支援機能等はOFFにしておく。
最大の問題は、インストールが終わって、いよいよハードディスクから立ち上げようとしたときに、EMM386が悪さをしているためブラックアウト状態になること。
これを解決するためには、
- Windows98のインストールCDをドライブにマウントした状態で起動し、CDからの起動→「セットアップ」ではなく、「CDサポートあり」で起動する。
- すると、CDドライブを参照した状態で黒バックのMS-DOSコマンドプロンプトが立ち上がる。
- インストールしたハードディスクドライブ*1のC:\WINDOWS\COMMANDディレクトリに移動。
- 「edit.exe」を起動。
- エディタが立ち上がるので、これでAlt+Fでファイルを開くウィンドウを開き*2、config.sysを開く。
- その中の「device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM」の行頭に「REM(スペース)」を書き込んで上書き保存する。
- 全て終了し、セーフモードで起動した後、再起動して、通常起動する(一回セーフモードで起動する必要は無いかもしれない)。
これでやっと起動できるようになりました。
DOSコマンドを使わないといけない(しかも低解像度のプリミティブな画面で)ので、マウスオペレーティングにしか慣れていない人にはちょっと敷居が高いかもしれません。