キーマップがおかしい

普段、身の程知らずにもDebian GNU/Linuxのunstable(sid)を使っている僕ですが、
2日ほど前、研究室で使ってるマシンでアップグレードをして以降、
#最初はアップグレードが原因だとは気付きませんでした。
#後になって、これが原因だったとわかりました。
今まで普通に使えていたキーボードが、突如おかしな振る舞いをするようになりました。
症状から判断して、どうも日本語キーボードではなく、USキーボードとして認識しているようで、
例えば、「半角/全角」キーを叩くと、「‘」が入力されたり、
カーソルキーが効かなくなって、「←」が「Alt」になったり、
「Del」キーを受け付けなくなったり…。
テンキーとか「Del」キーって、結構使うので、使用不能になって、
ちょっとしたメールを打つにもすごくストレスが溜まる状態でした。
#わざわざ「NumLock」をはずして、テンキーをカーソルキーとして使っていました。
当初、キーボードがイカれたのかと思い、交換してみましたが効果無し。
続いて、KDEのキーボード設定がおかしいのかと思い、
「コントロールセンター」で色々設定をいじったりしてみましたがやっぱりダメ。


ここにきて、いよいよバグを疑い始めましたが、
Googleで検索したり、GoogleグループのDebianユーザーズのメーリングリストを参照してもそれらしい記事はありませんでした。
まぁバグだったとしても僕にはよくわからないだろうし、
全く入力できなくなってしまったわけではないから我慢しようと思い、
一昨日、昨日と我慢して使っていました。


今日になってもう一度Googleグループのメーリングリストを見てみたら、
やっぱりバグだったみたいで報告が上がっていることに気付きました。
Google グループ
そこで、「xserver-xorg-input-evdevをアンインストールする」という解決策を採ってみましたが、
無事通常の入力に戻りました。
#halのアップデートをすれば直るそうですが、僕は最新版にアップデートされていましたが直りませんでした。どうして?


今回の件で、unstableに対する認識を改めさせられました。
最新バージョンのアプリケーション(と言ってもブラウザとかGISソフトくらいですが…)が使いたいから、
という安易な理由でunstableを使い始めましたが、
#あとはハードウェアが対応していなくて仕方なくという理由も若干はありましたが…。
やはりコイツは人柱アイテムですね。
自己解決能力のない人が手を出すには危険なアイテムです。
でも勉強になったけど!
もっともっと勉強していかなきゃ。