お話ししに行ってきました。

今日は、夕方から府内某D大学へ行ってきました。



そこは、継体天皇筒城宮推定地です。

「五年冬十月、遷都山城筒城。」

日本書紀』巻第十七 継体天皇

古代への想いを馳せてしまいましたが、
現在は綺麗な建物が建ち並び、学生が沢山行き交い、活気に溢れた人工的景観です…。


それはともかく…


関西Debian勉強会でお世話になっている、mnakaoさんたかやさんにお会いしてきました。
mnakaoさんに初めてお会いしたときに色々とお話を伺い、
すごく面白そうな研究をやってらっしゃるので、
場所も近いですし、一度研究室に遊びに行かせて下さい!
とお願いしてから早3ヶ月。ようやく願いが叶いました。


最初に行ったときにはmnakaoさんしかいらっしゃらなかったので、
まずは2人で並列処理をしているコンピュータの部屋を見せてもらいました。


…すげー…

200台の基盤剥き出しのサーバー用マシン(マシンと言っても、パッと見マシンに見えない…すごいサイバーな感じ。)が部屋一杯のラックに所狭しと並べられている光景。
すごいとしか言いようがない。
圧巻。
こいつらが全部Debianで動いてるのか…。
正直行って、並列処理がどういった仕組みでどういう風に動いているのかはよくわからないけど、
とにかくその光景は凄まじかったです。
そして、それに伴うインフラも(扇風機で直接マシンに風を送ってたりもするけど…(笑))。
違う研究分野の環境を見るって新鮮ですね。


僕が「スゲーッ!スゲーッ!!」と言っているうちにたかやさんもご到着。


40人も学生がいらっしゃるという大きな学生部屋を少し見せてもらってから、
場所を変えましょうということで学内のカフェ(『カフェ』という時点で要注意)に移動。


ところがこちらもまたビックリ。
貧乏大学しか行ったことない人間にとって、お金持ちの大学の福利厚生の充実ぶりに目を見張りました。
こういうところは羨ましいなぁー…。


3人で今度開かれる関西オープンソース2007の準備のことなどを色々と相談。
僕は過去の経緯とか、コミュニティの中の人間関係などをよく知らない+オフラインということで、
たかやさんに思っていたことを言いたい放題言ってしまった…。
勝手なこと言ってすみません>たかやさん
もっと空気読めよ>自分


また研究室に戻り、mnakaoさんとたかやさんのMacbook上でDebianが動いているのを見せていただく。
お二人ともMac使い。
周りを見ると、Let’s NoteユーザーとMacユーザーが目に付きました。
工学系って結構Mac率が高いのかな?
色々な設定をされているようで、たかやさんのMacbook上ではDebianがさくさく、あたかもネイティブかのように動いていました。
すごい。
mnakaoさんにはLeopardiPod touchを見せていただきました。
やっぱAppleのデバイスやインターフェースってスゲーよ。


その後はたかやさんが用事があるとのことで一足お先にお帰りに。
mnakaoさんも今日中にやらないといけないことがある、
と仰っているにもかかわらず、そこから更に1時間半ほど立ち話を強いてしまいました…。
すみません>mnakaoさん


でもこの立ち話も色々面白かったです。
mnakaoさんの研究されている分野と僕のやっている考古学や、さらに文系学問全般との関係についてなど、
色々な展望を話せました。
乗り越えなければいけない壁もたくさんありますが、
2つの学問分野の協力の先には何か面白い世界が待っているような気がしてなりません。
ぜひともその世界を見てみたい!と改めて強く思いました。


そんな研究が出来るようになりたいなー。


それにしても…
とにかく今日は喋りすぎました。
僕がほとんど喋っていた感じ。
帰りの電車の中では少々喉が痛かったです。
今度はもう少し自制しなきゃ…。


と言いつつ、このエントリーも長いですけど!