随分遅くなりましたが、Fedora Core 5インストールの注意点その1

僕はこちらのサイト
Fedoraプロジェクトのサイトにあるダウンロード情報のページを参考にさせてもらいながらインストールに挑戦しました。
# 僕はDVDメディアを作成しました。だってCDだとスゴイ枚数なんだもん!


ただ、真っ先にぶち当たったのが、インストールメディアが作成できないこと!!


最初、窓機を使って、理研FTPサーバからDVDのISOイメージをダウンし、
窓上で動くライティングソフトでDVDに焼き込もうとしたのですが、
ダウンロードしたイメージのサイズは合ってるんですけど、
そのイメージを使って焼いたメディアは起動時にインストーラが立ち上がらないんです。
メディアの焼き込み失敗かと思って(格安メディアを使っていたので)何回かやってみたのですが、
何度やっても結果は同じ。
# この時点ではsha1sumのデータチェックは行っていませんでした。窓上ではやり方がわからなかった。


この時点で、「あぁ、窓機だからダメなのかな」と思い、「Linux上ならデータチェックもできるし何とかなるだろ」ということで、
以前作ってインストールして遊んでいたVine Linux3.2のCD-Rメディアを取りだしてきて、
まずはFedoraをインストールしようと思っていた空のHDDにVine Linux3.2をインストールしました。
容量的にはキツキツだったのですが、
余計なソフトを切りまくって、何とかISOイメージを保存できる容量を確保し、
一旦Vine上にISOイメージをダウンロード。
続いてsha1sumでデータチェック。

% sha1sum -c SHA1SUM

とコマンドを入力して、先程のダウンロード情報のページに記載されているコードときちんと一致すればOKです。
例えばx86用であれば

・For x86-compatible (32-bit)
FC5-i386-DVD.iso (sha1sum: ed9a852cf77250c3ae111c621d350af5c0b0a29b)

の「ed9a852cf77250c3ae111c621d350af5c0b0a29b」という部分です。


上手くデータチェックが完了したら、メディアに焼き込みます。
最初に紹介したサイトではコマンドラインからメディアを作成していましたが、
僕はX環境上のGUIで動く「XCDROAST」というソフトを使いました。
少々クセがありましたが。
# 最初立ち上げたときにデータを格納してある場所を一々指定してあげないといけない。
でもメディア作成自体は特に問題なく終了。
また、そのメディアを使ってのインストールも、無事インストーラを起動することが出来ました。
やっぱLinuxLinux上でセッティングしてあげるに越したことはないんですね。


さて、ここから先はそんなに難しくないです。
# 僕の場合はクリーンインストールだったので余計に。
# 窓とのデュアルブートとかにしようとすると、途中で2・3手間余計にかかるかも。
# さっきまで使っていたVineの入っていたHDDをそのまま使いました。
# インストールの過程でHDDは一旦全て消去されてしまいます。
基本的にはインストーラの指示に従って、マウス操作でボタンをクリックしていけば簡単に終わっちゃいます。
インストーラ自体も見た目が綺麗に出来ているし、日本語化されていますから、安心です。
パーティションの設定なども、基本的にはインストーラの言うとおりで良いんじゃないかと思います。
インターネットサーバとして使わず、単なるパーソナルコンピュータとして使うくらいであれば、
サーバー類なども特にはインストールしなくて良いんじゃないでしょうか。
窓とのデータ共有が必要な場合だけSambaサーバを入れるくらいで。


あとは自動インストールで勝手にインストールされ、特に必要ないソフトや、
新たに欲しいソフトなんかは、GUIで出来るパッケージ管理のソフトがインストールされてますので、
それを使えばマウスクリックだけで簡単にアンインストールもできますし、アップデートも出来ます。
かんたーん。
# やっぱRPMは楽だわ。Vineの時も思ったけど。

とりあえず今回はここまで。
次回はIMのAnthyについて少し書きたいと思います。
Debian GNU/Linuxについても同時に触れたいと思います。