ta-niiyanさん、やまひろさんへ

まずはお礼を。


こんな場末のサイトにまでお越しいただいて、しかも詳細なコメント(やまひろさんにあってはエントリーまで!)まで下さってありがとうございます。


はじめはコメントで書こうと思ったのですが、だんだん長くなってきたので(やまひろさんと同じだ)、
結局エントリーにしてしまいました。


お二人からのコメントを頂き、
どうも、僕は知ったような気でいて天狗になっていたのだと気付きました。
生兵法は大怪我の基、とはよく言ったものです。
お二人からのコメントは大変勉強になりました。
色々と反省点が見えました。
これからも勉強していきたいと思いますので、
今後とも色々とご教示下さいませ。


さて、標準化の会場には、入った瞬間にta-niiyanさんのお姿はお見かけしました。
ただすぐ近くにziroさんもいらっしゃって、
先にそちらにご挨拶をしたら席を空けて下さってお隣に座らせていただけたので、
失礼ながらta-niiyanさんにはご挨拶が出来ませんでした。
申し訳ございませんでした。


塚本さんのご発表は全部ではないですが、かなり最後の部分までは拝見させていただきました。
昨年の情報考古学会の時にもご発表されていたエジプトの調査の話も含んだ内容のものですよね?


ちなみに、地形も全てGPSで取ってらっしゃるというのは、高さ情報もということだと思うのですが、
どの程度の精度なんですか?


…とご質問しようと思っていたら、やまひろさんがご自身のブログで参考情報を書いてくださっていました。
垂直方向も水平方向と同じく2cmくらいですか!?
それはスゴイ!
僕が勝手に心配していたアウトプットフォーマットも、
そんなに差がないそうですね。
実際の効率もあまり変わらないのでしょうか。
やまひろさんの所は併用しているそうなので大差はないのかな?


3Dスキャナーは垂直方向にボリュームがある立体物には効果絶大ですよね。
ただ、平面についてはどうなんでしょう…。
発表されていた古墳の主体部での活用例なども凄いなぁとは思ったのですが…うーん。
3Dスキャナーはその秘められた性能を考えたとき、もっと「あっ!」と驚くような使い道があるような気がするのですが(勝手な妄想)、
残念ながら発想が貧困なものですぐに何か良いアイディアが思いつくわけではありません(泣)。
でもきっと何かもっとスゴイ使い道があるような気がするんだよなぁー…。
もちろん塚本さんのご紹介下さった方法は当然今後も深化させて行く必要があるのはよく理解しているつもりです。
(ほぼ)リアルタイムで出土位置を記録できるのは
現状での考古学的調査においては大変魅力的ですし、
塚本さんがおっしゃっていたように、
遺物へのインパクトの問題にも寄与するところは大ですしね。
調査したその日の内に遺物の層位的な関係が押さえられるのも効果は大きいですよね。


コンターの問題はお二人に的確なコメントを頂き、
その通りだと思いましたし、
多少は理解しているつもりでもいました。
特に、やまひろさんには心構えの問題なども指摘していただき、
確かにそう思いますが、改めて肝に銘じることにします。
ただ、現状ではやはりせっかく三次元で取ったデータも
「綺麗な」二次元にして表現してあげないとわかってくれない人もいるわけで…。
あとは発表メディアの問題というか限界もありますしね。
理想的には三次元で取ったデータは三次元で表現できるのが望ましいですし、定量的なデータも定量的に解析してこそ意味があるのはよくわかります。


ta-niiyanさんにご指摘いただいたQRコードの件は、僕が浅はかでした。
確かにその先の内容が無ければ意味が無いですよね。
それに読み取る機材の問題もあるし。
ただまぁ、今までの協会を見ていたら、こういう形であっても進んでいる状況には肯定的になりたいな、と思った次第です。
プレゼンテーション・スタイルの問題については某所で非難囂々でしたが…。


GISソフトについてはやまひろさんのご助言を参考にしたいと思います。

IDRISIは,マコとキャリパーを買うくらいのものと思ったらいいんですよ。
GRASSは無料だし。

なるほど、マコとキャリパーですか。
ならばなおさら早く導入して操作に慣れないといけませんね…。
最近のIDRISIは随分取っつき安くできてるみたいだし、
大学生協でパッケージも売ってる時代ですものね。
ただ、どうせ買うならAndesがパッケージ化されたときに買った方がいいのかなぁ…。よくわかりません。
GRASSは無料なのではじめはいいかな?と思ったのですが、
(確か)あかねださんに伺ったら初期設定がクソ面倒臭いという話を聞いて、
かなーり腰が引けてしまっています。(今は違うのかな?)
こちらに関してはLinuxの操作になれる方が先決かな、といったところです。

そんでもってアコの後思案で取り上げられていたQuantum GISは、Macブラックでも動くオープンソースGISみたいだし。

その存在を今回初めて知りました。
どんなソフトなんでしょう?
あ〜あ〜…でも聞こえな〜い!(笑)
Macbookブラック…?
今何か聞こえたような…?


GISに関しては、幸運なことにすぐ近く(お隣!)に
日本を代表する、考古学におけるGISのプロフェッショナル(という表現はお気に召さないかも?)がいらっしゃる、という
今の恵まれた環境を積極的に活用しなければバチが当たると思っています。
というわけで、あかねださん、色々とご指導下さい!
よろしくお願いいたします!


随分長くなってしまって、書いている僕もだんだん飽きて来ちゃいましたが、ようやく終わりました。
せっかく頂いた皆様のパワフルなリアクションに、
僕も負けないように頑張りたいと思います。
最後に、「Blog文化バンザイ!」


P,S,
やまひろさんの発表会場や、学芸大からの帰り道で、近藤さんのお姿をお見かけしたのですが、お声をお掛けしようかと思ったのですけれども、話しかけるきっかけが掴めませんでした。今度お会いしたときは色々お話しさせていただきたいです。