いろいろ見てきた。

今日は朝早く東京に着いたので、朝一から川崎市市民ミュージアムに行こうかと思っていたのですが、
地図を見ていたら対岸の多摩川台公園を発見。
そういえばココの古墳は一度も見に行ったことがなかったなぁと思い、
どうせ朝早くからいっても博物館は開いていないし、
古墳だったら何時でも大丈夫なので先にコチラに寄ってから行くことに。


ところが(僕の悪い癖ですが)見始めたら夢中になってしまい、
あれよあれよという間に10時を過ぎ…。
併設されている古墳展示館の開館が9時で、どうせならココも見ていこうと思ったのが間違い。
その館内で得た情報をもとにマニアックな古墳まで探し始めてしまってこんな時間に。


あわてて多摩川を渡ってミュージアムに。
入ってみるとコチラも気合いが入っていて見るべき所が多いこと多いこと。


コチラでもだいぶ時間を食い、
またまた慌てて郷土の森博物館へ。
こちらは自分の研究対象に直結しているので、
展示品数やスペースは狭かったですが、じっくり見ました。
とは言っても、さすがにこの手の内容の展示はこまめにチェックしているので、
何度も見たことのある資料もかなり多かったです。
何度見てもその都度何かしらの発見はあるものですが。
関東の「終末期古墳」をかなり徹底的に集めてくれていたのは大変嬉しかったです。


結局閉館時間ギリギリまでいて、
そのあとは念願だった府中熊野神社古墳の現地へ。
雨の中行くには少々不便なところで、
びしょ濡れになりながらもどうにか現地へ。


墳丘はフェンスに囲われてシートが被っている状態で、
よく分からないし、周辺も宅地化が進んでいるので、
地理的環境というのも今ひとつですが、
いろいろと感じることは出来ました。
何よりデカイ!高い!
遠くから眺めた時に「なんだあの小山は!?」と思いました。
調査されるまで古墳だと思われていなかったと言うのが不思議なような…。


本当はもっと別のところまで足を伸ばせたらと思っていたのですが、
今日はここでタイムアップ。
まぁまたの機会としましょう。


突然ではありましたが、田園調布周辺の古墳を頭に入れられたのは嬉しい誤算でした。
今度は等々力渓谷から野毛のほうに足を伸ばしてみよう。